日野自動車は5日、小型トラック『デュトロ』にメーカーが架装まで行う完成車「ロボックス」シリーズを設定し発売した。シャシーと架装の一貫生産体制により品質、納期、サービスの全てにメーカーが責任を持つ。
日産自動車は、マーチに新開発の4WDシステム「e-4WD」を搭載したモデルを追加して5日から発売した。電気モーターを内燃機関と併用した4WDで、燃費改善、室内スペースを確保した。東北・北海道地区など、降雪地域を中心に販売を促進する。
三菱自動車工業は4日、『ギャラン』『アスパイア』の仕様を一部変更し発売した。セダン不振が続くなか、月間販売計画を両モデル合わせて100台と少量にとどめながらも、モデルの継続に踏み切った。
トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱各社を中心とした新型スモールカー(エンジン排気量1.0−1.5リットル)攻勢は今秋の商戦の目玉になっているが、2003年以降の展開でもまだ多数の後釜が控えていることが編集部独自の調査で判明した。
マツダは4日、『ファミリアS-ワゴン』に装備を充実させ、お買い得価格とした「スペシャルシリーズ」を新たに設定、同日から発売を開始した。量販グレードの「S-f」をベースにした「S-fスペシャル」は10万円分を追加装備し、価格を5万円引き下げた。
三菱自動車は、卓越した4WDオフロード走破性能を中心に世界的に高い評価を得ている『パジェロ』の内外観をリフレッシュするとともに機能・装備を充実させ、5日より全国のギャラン系販売会社から発売する。
ホンダは3日、簡単な操作と快適な乗り心地が好評の電動式4輪車いす『モンパルML100』のマイナーチェンジを行い、6日から全国の取扱店で販売を開始すると発表した。操作性を向上させながらも、標準モデルでは3万7000円の値下げも実現している。
生産打ち切りが発表されたシボレー『カマロ』。その最後の一台、真っ赤な「Z28」がオークションにかけられ、7万1500ドル=約840万円の高値で競り落とされた。
シボレーが初のクロスオーバーモデルとなる『エキノクス』を2005年モデルイヤーから発売する。これはサターン『VUE』などに使われているのと同じ構造が使われる、SUVをベースとしたステーションワゴンともマイクロミニバンとも取れる車。
三菱自動車は、ミドルクラスセダンの『ギャラン』(ギャラン店)および『アスパイア』(カープラザ店)の、ラインナップを見直すとともに仕様を一部変更・充実させて、4日から発売した。