ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツのラグジュアリークーペ『CLKクラス』に、メルセデスAMG社の特別チューニングを施したハイパフォーマンスモデル『CLK55 AMG』を追加して20日から発売する。
ホンダはスポーティな『エレメント』SUVをミュージックスタジオに変身させ、デトロイト・オートショー見学者を驚かすと同時に楽しませてくれた。『スタジオE』コンセプトがテクノビートにのって舞台に登場すると、カメラのフラッシュがクラブのストロボのように光った。
『スカイライン・クーペ』の復活にあたっては『GT-R』の存在が気になるのだが、日産自動車の長谷川浩プロダクトチーフデザイナーによると、「GT-Rとスカイライン・クーペは求められるものが全く違う。だからクーペの開発にあたってはGT-Rのことは考慮に入れていない。あくまでスカイライン・クーペはスカイライン・クーペとして最善を尽くした」と語る。
2001年6月のV35『スカイライン』セダン誕生から遅れること1年半あまり、待望のクーペモデルが登場した。日産デザイン部の長谷川浩プロダクトチーフデザイナーによると、スカイラインは代々セダンとクーペの二本立て。だから是非クーペを復活させたかったと語る。
新型『スカイライン・クーペ』には純正部品としてのエアロパーツも用意されている。これまでの日産車によく見られた「ゴツゴツとしたパーツ」でなく、どちらかといえば「すっきりとしたイメージ」を与える、上品な仕上がりとなっている。
パワートレイン/プラットフォームが同一ということもあり、先に発売された『フェアレディZ』と『スカイライン・クーペ』が差別化できるのか疑問に思う人は意外に多かったようだ。発表会で配布された資料でもこの2車の違いを説明するページが設けられているほど。
スタイル重視のクルマという印象を受けるが、車両本体の開発はどのように進められたのか。車体開発を担当した第一車両開発部・第二車両開発センターの綱島正人さんは「スタイルありきで始まったクルマだ」というが…。
自転車と電動モーター付き原付バイクを両立させた『POPED・tu』(ポペッド・トゥー)だが、その乗り味とはどんなものなのだろうか。15日に行われた発表会では、トゥーの操作性などを体験させるデモンストレーションも合わせて行われた。