マツダが9日に発表した、4ドア・4シータースポーツカー『RX-8』は、国内の月間販売計画1000台に対し、3月末までで、すでに5000台の受注を受けているという。4月下旬から予約客への納車が始まり、店頭販売は5月上旬からとなる。
マツダは、9日に発表した『RX-8』を、夏から北米・欧州に輸出する。日本を含む全世界での販売計画は年間6万台で、このうち半分の3万台を北米で販売する計画だという。スポーツカーの市場は、国内では限られたものになっているが、米国市場では、市場規模の大きさから、大きな期待を寄せている。
中国GM(ゼネラルモーターズ)は、今月21日から始まる上海モーターショー2003で、多岐にわたる製品とコンセプトカーを出展すると発表した。メインテーマは「未来をドライブ」。
ダイハツ工業は、小型乗用車『ストーリア』を一部改良して販売開始した。価格は据え置きながら装備を充実した。今回の一部改良では、「CLリミテッド」の内装をリニューアルした。手触りの良い新意匠のシート表皮、ドアトリムを採用して質感を向上した。また、新色4色を含む全8色で豊富な車体色を採用した。
マツダの新型スポーツーカー『RX-8』が9日、発表された。報道発表会でプレゼンテーションに立ったルイス・ブース社長は、「RX-8は、マツダがどうありたいか、その意志を具体化したクルマである」と語った。
日野自動車は、中型トラックの『レンジャープロ』シリーズにエアサスペンション設定車を拡大して9日から発売した。エアサスペンション車は輸送品質を重視するユーザーからの要望が強い。今回は中長距離用輸送の用途が多いフルキャブ(ベッド付き)車への拡大設定で運転者の疲労軽減にも役立つ。
トヨタ自動車は、『イプサム』に特別仕様車「240i“タイプG”」、「240i“タイプG NAVI Special”」を設定し、9日から発売した。
GMは、シボレー『トレイルブレイザー』をベースとした7人乗りの新型SUVを、サーブブランドで開発する企画にゴーサインを出す、と言われている。また同時に、スバル『インプレッサWRX』をベースとした、サブコンパクトクラスのパフォーマンスセダンの、サーブブランドでの開発にもゴーサインが出されることもほぼ確実だという。
マツダのルイス・ブルース社長は、「マツダの魂をエンジンルームに搭載したRX-8は、マツダのチャレンジ精神の結果であり A Sports Car Like No Other:スポーツカーライクノーアザー(比類なきスポーツカー)である。スポーツカーでしか手に入らない個性や運転する楽しさを求めるお客様の要求に応えると同時に、家族や友人のためにスポーツカーをあきらめていたお客様の夢を実現のものとする。」と語っている。
マツダのルイス・ブース社長は、『RX-8』報道発表会において、「マツダには夢が2つあった。それが実現した」と語った。一つはロータリーエンジンで、二つ目はそれを搭載したスポーツカーである。