トヨタではコンパクトミニバンクラスに、『シエンタ』に近い存在の『カローラ・スパシオ』がある。スパシオにも1.5リットルエンジン搭載車がラインナップされ、販売店も同じということもあり強力なライバルとなるはずだ。
『シエンタ』が登場したクラスにはホンダ『モビリオ』、日産『キューブ・キュービック』といった先陣が控えている。シエンタの開発は当然ライバルを意識して進めたのだろうか? チーフエンジニア永井正之氏は「シエンタはサードシートまでキッチリ使うことができるミニバンとして開発しました。他のメーカーのモデルはライバルとして意識していません」とキッパリ。
「赤ちゃんを抱えたママでも上手にクルマと付き合えるように」との配慮から、シエンタのユーティリティにおけるキーワードは「簡単、お気楽、片手でポン!」。力のいらない、手軽な操作系がシエンタのセールスポイントだ。
三菱自動車は17日、ダイムラークライスラー社の燃料電池システムをミニバンの『グランディス』に搭載した『MITSUBISHI FCV』を開発して発表した。経済産業省の2003年度水素・燃料電池実証プロジェクト(JFHCプロジェクト)に参画するため、国土交通省に大臣認定の申請を行った。
BMWのMGグループ売却によって、日本市場ではしばらくご無沙汰だったMGロー バー。輸入車ファンにはおなじみのオートトレーディングルフトジャパンが輸入元となって、「MGローバー日本」を立ち上げ、再び日本の道を走り出すことになった。
トヨタ自動車は、新型車『シエンタ』の月間販売目標を、ライバル車『キューブキュービック』の2倍にあたる7000台に設定。さらに、発売後1カ月は、月間販売目標の2倍以上にあたる1万5000台の受注をめざす。
ボクスホールといえばオペルのOEMという印象が強いが、専用のフロントグリルなどが必要なことからイギリス・コベントリーにデザインスタジオを構えている。ここでボクスホール・ブランドの100周年を祝うコンセプトモデルとして開発されたのが『VXライトニング』だ。
報道発表会に登場した張富士夫社長は「シエンタは『ラウム』から始まったユニバーサルデザインを採用した、扱いやすく乗って楽しいミニバン。燃費も7人乗り乗用車でトップの19.0km/リットルを実現することができた」とシエンタへの自信を感じさせるコメントを披露した。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、『ゴルフ・ワゴン』にハイパフォーマンス仕様の「GT」を追加し、10月3日から発売する。ゴルフ「GTI」に搭載した1.8リットル5バルブDOHCターボエンジンを搭載し、ティプトロニック付5速ATと専用チューンのスポーツサスペンションを採用。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、『ゴルフ・ワゴン』にHDDナビゲーションシステムなどを装備した特別仕様車ゴルフワゴンシュトラーセを10月3日から発売すると発表した。