『eKスペース』は三菱自動車と日産自動車が共同出資した、NMKVの開発による軽自動車の第2弾。「スペース」の名からも想像できるように、スーパーハイト系のユーティリティモデルだ。
日産『エクストレイル』の「エクストリーマーX」。先代T31型でもパッケージとして同様のモデルが用意されたていたが、新型ではラインアップの1つとして当初から設定されている。
『アクセラスポーツ』には2機種のガソリンエンジンが設定され、上位機種に搭載されるのが2リットルだ。155ps/20.0kgmのスペックは、1.5リットルに対し+44ps/+5.3kgmのアドバンテージ。とはいえJC08モード燃費の差ははAT同士で0.4km/リットルと小さい。
BMW X5の3代目モデルが登場した。ジャンルとしてはSUVの中に入るクルマだが、BMWはSAVと呼び、独特の性格付けをしている。xDriveの4WDシステムを持ち、悪路やオフロードでも実力を発揮するモデルながら、その基本的な性格は高速ツアラーにある。
革新的なクルマ作りが世界中で高く評価されたVWの『ゴルフ』(VII)に、ワゴンボディのヴァリアントが加わった。今回のヴァリアントはゴルフをベースにしながら、ワイド&ローのすっきりしたデザインでまとめられている。
その名は『スカイライン』。エンブレムはインフィニティだが、インフィニティを名乗らず、かといって日産も名乗らない。日産が作るがそれを名乗らないスカイラインという名のニューモデルである。
初代のコンセプトは「モダンリビング」。二代目は「おもてなし」。そして3代目は「ティアナ・クルーズ」と、これまで謳ってこなかった走りの強化が主眼だった新しい『ティアナ』。その落としどころは実に巧妙でうまい。
グリルの赤いラインが「XD」の証。なので「“GTD”の呼称にしては?」と、児玉眞也“新”主査に水を向けてみた。が「論議はしたがマツダのなかで呼称はひとつにしたかった」とのこと。今のマツダは、やはりブランディングに相当に気を遣っているることがわかる。
ボルボは『60』シリーズの最新モデルに新パワートレーンの「T5」を設定しているが、以前からの「T4 Rデザイン」もスポーツモデルとして注目される存在だ。今回はポールスター・パフォーマンス・パッケージを搭載したモデルに試乗した。
グレード名の「ZEN」(=禅)は“静けさ”を意味するのだそう。上級グレードの「INTENS」とは対照的なネーミングで、“素のグレード”であることをそういう表現で伝えている。