【マツダ アクセラ スポーツ 試乗】走りのどのシーンでも、手応え十分…島崎七生人

試乗記 国産車
マツダアクセラスポーツ20SツーリングLパッケージ
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『アクセラスポーツ』には2機種のガソリンエンジンが設定され、上位機種に搭載されるのが2リットルだ。155ps/20.0kgmのスペックは、1.5リットルに対し+44ps/+5.3kgmのアドバンテージ。とはいえJC08モード燃費の差ははAT同士で0.4km/リットルと小さい。

試乗車は「20Sツーリング Lパッケージ」で、同車を、街中、ワインディング、高速道路とひととおりのシーンで半日、走り込んでみた。すると『アクセラスポーツ』のラインアップ各車を乗り較べたなかで、もっともストレートにスポーツ性が高い…そんな印象をもった。

215/45R18 89Wサイズ(トーヨー)のシューズを履く同車は、ワインディング路でスパッ!と切れ味のいい挙動とハンドリングを楽しませてくれる。それは1.5リットル車の軽快感にシャープさを加えたた感じ…とでもいおうか。なので2リットルのパワーを生かしながら、存分の走りが可能。低速では僅かに締まって思える乗り味も、高速巡航ではピタッと路面に吸い付いたようにフラットでなめらかに。要は走りのどのシーンでも、手応え十分という訳だ。

「Lパッケージ」では本革シートが備わり、運転席が6ウェイパワーシート、前左右席にシートヒーターもつく。装備の充実度も納得がいくレベルだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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