その名は『スカイライン』。エンブレムはインフィニティだが、インフィニティを名乗らず、かといって日産も名乗らない。日産が作るがそれを名乗らないスカイラインという名のニューモデルである。
初代のコンセプトは「モダンリビング」。二代目は「おもてなし」。そして3代目は「ティアナ・クルーズ」と、これまで謳ってこなかった走りの強化が主眼だった新しい『ティアナ』。その落としどころは実に巧妙でうまい。
グリルの赤いラインが「XD」の証。なので「“GTD”の呼称にしては?」と、児玉眞也“新”主査に水を向けてみた。が「論議はしたがマツダのなかで呼称はひとつにしたかった」とのこと。今のマツダは、やはりブランディングに相当に気を遣っているることがわかる。
ボルボは『60』シリーズの最新モデルに新パワートレーンの「T5」を設定しているが、以前からの「T4 Rデザイン」もスポーツモデルとして注目される存在だ。今回はポールスター・パフォーマンス・パッケージを搭載したモデルに試乗した。
グレード名の「ZEN」(=禅)は“静けさ”を意味するのだそう。上級グレードの「INTENS」とは対照的なネーミングで、“素のグレード”であることをそういう表現で伝えている。
元祖国産ビッグミニバンである日産エルグランドがマイナーチェンジされ、内外装をリフレッシュするとともに使い勝手をアップした。
いまさら言うまでもなく、クーペは贅沢な乗り物だ。ゆとりのあるサイズだというのにドアは二枚。この『428i』にしたって正直、1825mmの全幅は、日本の道を一人で乗るには大きすぎる。ハンドルは太くごっつく、手ごたえはずしりと重い。
ミニバンというジャンルのクルマは、実際に購入するユーザーが本気で使い勝手を気にする。御三家ともいえるモデルがホンダ『ステップワゴン』、トヨタ『ノア』『ヴォクシー』、そして日産『セレナ』だ。
クルマは元来、移動の手段として用いる乗り物だ。だから、たとえそのクルマの値段が200万円だろうが400万円だろうが、それなりに法規を遵守して走らせている限り到着時間に差はない。
Bセグメントのハッチバック車として、ヨーロッパでは圧倒的な人気を誇る、フォード『フィエスタ』。VW『ポロ』や、プジョー『208』といったビッグネームがライバルとして存在するこのセグメントで、なぜフィエスタに高い評価が集まるのか。