元祖国産ビッグミニバンである日産エルグランドがマイナーチェンジされ、内外装をリフレッシュするとともに使い勝手をアップした。
いまさら言うまでもなく、クーペは贅沢な乗り物だ。ゆとりのあるサイズだというのにドアは二枚。この『428i』にしたって正直、1825mmの全幅は、日本の道を一人で乗るには大きすぎる。ハンドルは太くごっつく、手ごたえはずしりと重い。
ミニバンというジャンルのクルマは、実際に購入するユーザーが本気で使い勝手を気にする。御三家ともいえるモデルがホンダ『ステップワゴン』、トヨタ『ノア』『ヴォクシー』、そして日産『セレナ』だ。
クルマは元来、移動の手段として用いる乗り物だ。だから、たとえそのクルマの値段が200万円だろうが400万円だろうが、それなりに法規を遵守して走らせている限り到着時間に差はない。
Bセグメントのハッチバック車として、ヨーロッパでは圧倒的な人気を誇る、フォード『フィエスタ』。VW『ポロ』や、プジョー『208』といったビッグネームがライバルとして存在するこのセグメントで、なぜフィエスタに高い評価が集まるのか。
ヘッドランプ、バンパー、エンジンフードまで専用化された『eKスペース カスタム』。メッキのグリルは三菱のRV調だ。が、ヘッドランプ部に食い込むナイフのようなメッキ部分は、日産『デイズ ルークス ハイウェイスター』とデザインを両立させている箇所でもある。
キャンバス地のトートバッグのような使い勝手のよさが魅力の軽ハイトワゴン。そこに登場した新顔が『eKスペース』だ。三菱と日産のコラボで生まれただけに、単に使いやすさだけでなく“乗用車ライク”なカッコよさも意識したという。
シグネチャーLEDポジションランプ付きの新ヘッドライト始め、フェイスリフトされた『エルグランド』は、素直に「より強い顔になりましたね」と思える。風格が漂うともいえる。
現代版2CV…多少強引だが、最新のシトロエン『C3』の「セダクション」に乗りながら、そんな風に思った。アーチ状のルーフラインと6ライトウインドゥ、そしてノホホンと心地いい乗り味…。
スズキの新型軽クロスオーバーSUV『ハスラー』の大ブレイクが話題になっている。『ワゴンR』ベースの派生モデルがこれほどカスタマーに受けているのは何ゆえかを体感すべく、600kmあまりのツーリングに出かけてみた。