6代目の見どころは、「伝統」と「変革」のほどよいバランスだろう。マスタングのDNAを明確に主張するスタイルは、大柄なボディサイズとも相まって、アメリカンスペシャルティに期待する迫力や威圧感を表現している。
昨年12月にデビューしたホンダの新型ハイブリッドセダン『グレイス』を3300kmにわたって試乗する機会を得たのでリポートする。
新型『アルト』の裏ハイライトと呼べるのが、ベースグレードFにのみ搭載されるAGS(5速オートギヤシフト)である。5MTにアクチュエーターを付加しただけの軽量かつシンプルな構造だ。
ホンダが昨年12月22日に発売した、スタイリッシュさを前面に押し出した軽トールワゴンモデル『N-BOX スラッシュ』を短時間テストドライブする機会があったので、ファーストインプレッションをお届けする。
マイナーチェンジで追加された「X-URBAN」。ひとことでいえば、都会派クロスオーバーの意匠を纏った今風のモデル、ということになる。
長い歴史を持つクルマのモデルチェンジに立ち会うと、僕たちは必ず前のモデルと比べてどうかを気にする。デビュー51年目を迎えたフォード『マスタング』もそうだった。
クラスは違えど、かつての『S-MX』を思い起こさせる!? よい意味で羽目を外した、ホンダらしい勢いのあるコンパクトカー……そう感じさせてくれるクルマ、である。
先代『アルトエコ』の魅力は徹底した軽量化をはかり、転がり抵抗を高めるためエコタイヤに空気をパンパンに入れても、乗り心地を犠牲にしていなかった点だ。
同じDセグメントの輸入セダンやワゴンに乗るたびに、「『アテンザ』でいいじゃん」という気持ちを抱いていたのは僕だけではなかった。旧型はBMW『3シリーズ』などの輸入車と比較して買うユーザーが半分を占めたという。
やばいくらい広い『ウェイク』である。運転席に座ったとたん、ふりそそぐ日差しが車内のすみずみにまで入り込み、サンルームのなかにいる気分だ。運転席の前にあるフロントウィンドウからの景色といったらどうよ? どこかの展望台からながめているような気分にすらなる。