『508 SW』に近い風格…そんな実車の第一印象は数字でも証明されている。ハッチバックが先代よりコンパクト化したのに対し、SWは全長で+70mm、ホイールベースで+20mm、それぞれ先代よりサイズアップしているからだ。
BMW 『M5』に初めて試乗した。先代はF1にも似た官能的サウンドをまき散らすV10エンジン搭載モデル。しかし、新しいM5はパワー、トルクともに上回るV8ツインスクロールターボ搭載だ。以前からその過激な走りの話は聞いていたが、まさかここまでとは…。
ほぼほぼスポーツカー。『ルーテシア(クリオ)』は本国フランスでもトップセールスを誇るBセグメントの実用車。けれど走りの爽快さ、気分のよさにかけてタダ者ではないところが、最近のルノーらしい。
ポルシェ『911』には昔から、通常のモデルとは別に、そのままサーキットも走れるような硬派な高性能モデルが存在した。空冷エンジン時代には「カレラRS」がそれだったが、水冷エンジン搭載車になってからは「GT3」の車名を与えられているのがそれだ。
何しろプレーンなスタイルが、ジワジワと味わい深い。フロントからテールランプに向けて通したショルダーの張り、スポーツカーのように低く身構えたスタンスに見えるリヤビューなど、実は見どころが多い。
50周年記念、6代目。そういう長寿なアイドル不在の日本では羨ましい話だが、“ムスタング”と発音していた頃からのファンの心も掴むのが、この『マスタング』だ。
BMWがスポーツアクティビティクーペと呼ぶLクラスSUVの『X6』がフルモデルチェンジして2代目となった。
クラシックカーに趣味がある。クラシックカーに乗ってみたい。クラシックカーが欲しい。いずれの場合も、これまでだったらお金と忍耐力と情熱を必要とした。そんなクラシックカーエンスージァストに朗報である。
ポップ、ラウンジともにシート表皮が一新されるなど、最新ラインアップでは微妙に内容が改められている。大筋が不変なのは、いよいよタイムレスな魅力を放ってきた証拠だ。
正式発表前にサーキットで試乗しただけだったプジョー『308SW』。やっと一般道での試乗がかなった。