ジャガーは今、ブランドの変革を遂げている真っ最中だそうである。曰く旧来のイメージから脱却して、自らをパフォーマンスブランドと位置付けるということだという。
『ゴルフ』に続き『パサート』にもプラグインハイブリッド車(PHEV)の『パサートGTE』が設定された。基本メカニズムはゴルフGTEから移植されたものながら、ゴルフとパサートで異なる車格と車両重量の違いに対応して、微妙に異なるチューニングがなされている。
“トールハンマー”と呼ぶ寝かせたT字型LEDヘッドランプや新アイアンマーク、新しいグリルなどで新世代のボルボデザインに歩調をあわせた『V40』。もともとスタイリッシュ方向に長けたスタイリングは、無理なくリフレッシュに成功した…そんな印象だ。
SUV、ないしは本格的クロスカントリー4WDの代名詞とも言うべきランドローバー社とともに企業グループを組むジャガーが、あえて同社初の試みとして送り出してきたSUVがいかなるものなのか?
フルモデルチェンジを受けたアウディ『Q7』は、ボディがわずかに小さくなり、同時に重量は最大で300kgもの大幅な軽量化が図られた。それでも全長は5mを超え、全幅もドアミラーを含めた数値は軽く2mを超える。
背の高いSUVがスポーツカーとは「大きく出たな!」というのが正直な思いであった。
ボルボ『V40』がマイナーチェンジされた。デビューから3年が経過し、この間数多くのバリエーションを展開してきたV40。当初は衝撃的な269万円というCセグメントでも安いモデルとしてデビューしたが、今やラグジュアリーモデルへと進化している。
プラグインハイブリッド、PHVは大きく二つのタイプがある。一つはエンジンを主に発電源として使うものと、あくまで駆動を主体とするものだ。
一般的にディーゼルエンジン車は同程度の性能を持つガソリンエンジン車と比較して20~30万円ほど高い。BMW『118d』も例外ではなく、ガソリンの118iより21万円高い。
先代はハッチバックのストレッチ版だったが、最新の『クラブマン』は現行の3ドア/5ドアと較べても格上のクラス感が特徴だ。その上でのディーゼルエンジンの搭載となると「さてどんな走りっぷりだろう?」と、さまざまにイメージを巡らせつつの試乗となった。