アメリカのIIHS(高速道路安全のための保険会社機構)のレポートによると、近年の改善にもかかわらず、事故の際にムチ打ちを防げるシートは今のところ皆無だという。
小池百合子環境相は16日の閣議後の記者会見で、ポスト新長期排出ガス規制について「2010年よりも前に実施し、脱PM(粒子状物質)化を図りたい」と述べた。
ポルシェジャパンは、2005年1月1日から施行される自動車リサイクル法(使用済自動車の再資源化等に関する法律)に基づき、同社の主要取り扱い車種におけるリサイクル料金を公表した。
GMでは1997年から乗用車にエレクトロニック・スタビリティコントロールを搭載してきたが、来年度から発売のSUV、130万台にスタビリティコントロールを標準装備する、と発表した。
GMと中国の上海汽車工業集団は、ハイブリッド自動車及び燃料電池自動車の中国での開発・実用化に向けた合弁事業契約に調印したと発表した。トヨタ自動車は『プリウス』を第一汽車と合弁で生産することを決定しており、中国でもハイブリッドカーが注目されそうだ。
日本ガイシは、DPF(ディーゼル微粒子除去装置)の生産能力を2006年に現在の5倍にあたる年間200万個に拡大すると発表した。
GMは、米国ハ道路交通事故データ研究所研究所の報告書で、人身事故による傷害保険金の請求件数で、上級中型車部門でサーブ『9-5』セダンが最も少なかったと発表した。GMではサーブ9-5セダンと「9-5スポーツワゴン」が米国で最も安全性が高いことを示したと、している。
日産ディーゼル工業は、大型トラックのハブに強度不足による不具合が見付かったとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
ダイハツ工業は、軽自動車で初めて歩行者頭部保護基準の認可を取得したと発表した。国土交通省は、2005年9月1日から乗用車と貨物車の一部を対象に、歩行者頭部保護基準を新たに導入する。これはボンネットの衝撃緩和性能を規定するもの。
米マサチューセッツ州をベースとする非営利団体SRSが、安全性の観点から政府に対し「アメリカで販売されるすべてのタイヤに製造年月日を明記するよう」求めている。