三菱UFJニコスは、新日本石油と発行している「ENEOSカード」の年会費と特典内容を10月1日から変更すると発表した。
これまで有料(初年度のみ無料)だったカードの「年会費」を、年1回以上のカード利用があれば翌年も無料にする。また、貯まったポイントを様々な賞品との交換のみ可能だったポイント制度「おトク特典」を一新して、「キャッシュバック特典(値引き特典)」と「新ポイント特典」の2つのサービスが受けられるようになる。
キャッシュバック特典では、会員がENEOSサービスステーションでガソリン・軽油・灯油を購入すると、給油量に応じて、ガソリン・軽油なら2円/リットル、灯油で1円/リットルが、カード請求時にキャッシュバック(値引き)される。
また、新ポイント特典はショッピング利用額(キャッシュバック特典の給油分は除く)に応じて貯まったポイントで、一流ホテルの宿泊券や食事券などの賞品をプレゼントする。
ENEOSカードは、ENEOSサービスステーションの個人向け会員カードとして2001年から発行、会員数は現在約180万人。
同社では、今回の内容変更で、既存会員の稼働率アップを図ると同時に、新規会員の入会促進に弾みをつけたい考え。