続いて行われたのは「エアバッグあり」の試験だ。今度はバッテリー接続/キーONで、カーテンエアバッグやサイドエアバッグが展開するという、クルマ本来の機能を生かした状態で試験が行われる。衝突速度などの条件は「エアバッグなし」時と同じだ。
カーテンエアバッグの効果を実証する参考試験は、「エアバッグなし」から行われた。試験に用いられるのはスズキ『SX4』で、このうち「1.5G」と呼ばれるグレード。価格は約165万円だが、このクルマにはカーテンエアバッグが標準装備されている。
2日、茨城県つくば市にある日本自動車研究所の衝突実験場で、カーテンエアバッグの効果を見るためのポール側面衝突実験が行われた。
自動車事故対策機構(NASVA)は2日、カーテンエアバッグの効果を確認するための参考試験を実施した。これは自動車アセスメント(JNCAP)に関連したものではないが、試験基準などはJNCAPのものを踏襲している。
ヨーロッパ各国の交通関連当局などによって構成されるユーロNCAP(European New Car Assessment Programme)は1月31日、MPV、小型オフローダー、小型ファミリーカーにカテゴライズされる4つの車種の、最新の衝突安全性評価を発表した。
省エネ・新エネに関する展示会「ENEX2007」(1月31日-2月2日)が東京ビッグサイトで開催されているが、そこで平成18年度優秀省エネルギー機器表彰で「経済産業大臣賞」を受賞した製品を懸命にPRしていたのがジェイテクトだ。
BMWグループは「クリーン・プロダクション」の一環としてシュタイヤーのエンジン工場で新しいプロセスおよび排水の処理法を適用したと発表した。
自動車事故対策機構(NASVA)が行うJNCAPに基づく衝突試験の報道公開は毎年この時期に行われているが、公開範囲は年を追うごとに増えているという印象を持つ。昨年設置された新実験場での側面衝突試験の模様が公開されるのは今回が初となる。
シトロエン・ジャポンは1日、シトロエン『C3』など3車種のABS(アンチロックブレーキシステム)コントロールユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
ホンダは1日、『ライフ』や『バモス』など4車種のキーインタロックに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。98年10月から01年6月までに生産された14万3637台が対象。