神奈川県警は20日、横浜市内に住む36歳の女性が警官を名乗った男から現金を振り込むように指示を受け、実際に約290万円を騙し取られるという事件が起きていたことを明らかにした。神奈川県内で警官を名乗った同種事件の発生はこれが初めて。
警視庁は20日、福生(ふっさ)署の交通課に勤務する55歳の警部補が、2001年3月に発生した交通事故の供述調書に加筆し、業務上過失傷害の罪に問われた37歳男性の公判を混乱させたことなどを理由に、停職1カ月の懲戒処分を実施した。
千葉県警は20日、窃盗容疑で逮捕されている30歳の男ら2人が、現金を奪う目的で歩行者をクルマで故意にはね、死亡させていた可能性が高まったことを明らかにした。すでに強盗致死容疑での逮捕状請求を進めており、近日中に再逮捕するという。
岩手県教育委員会は20日、今月4日に酒気帯び運転を行い、他車への追突事故を起こしたとして警察に検挙された西磐井郡内の中学校に勤務する58歳の男性校長を19日付けで懲戒免職処分にしていたことを明らかにした。
埼玉県毛呂山町内の空き地から大量のナンバープレートが見つかった問題で、埼玉県警は20日、現場付近で新たに451枚のプレートを発見し、これまでに回収された分と合わせると1184枚になることを明らかにした。
20日未明、東京都大田区内の東急池上線の線路上にクルマが止まっているのを始発電車の運転士が発見した。運転士は急ブレーキを掛けたが間に合わず、電車と衝突したクルマは大破した。線路内に誤進入したクルマが乗り捨てられたらしい。
20日未明、福岡県福岡市博多区内で逃走するひったくり犯の乗ったクルマを追跡していた福岡県警・機動捜査隊の覆面パトカーがタクシーと出会い頭に衝突するという事故が起きた。この事故でタクシーを運転していた36歳の男性が重傷を負っている。
兵庫県警は19日、県内で昨年1年間に発生した「ひったくり事件」の認知件数は3850件となり、被害金額が約1億4300万円だったことを明らかにした。過去最高を記録した2002年の4231件よりは減少したが、その要因には検挙者数の増大も貢献しているようだ。
国が定めた必要とする検査を行わずに車検へ合格したという虚偽の保安基準適合証を作成し、依頼者から約67万円を受け取ったとして加重収賄などの罪に問われた54歳の男に対して、山形地裁は19日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
酔った勢いで建物の2階から飛び降りて負傷した新成人の男性を搬送しようとした大崎地域広域行政事務組合・古川消防署の救急車がやじ馬に蹴られて損傷した事件で、宮城県警は19日、救急車を損傷させた20歳の男を公務執行妨害と器物損壊の容疑で逮捕した。