トヨタ自動車の米国部門は、ミニバン『シエナ』の2026年モデルを発表した。今回の改良では、各グレードで標準装備を大幅に拡充した。公式発表はないものの、昨今SNSではシエナ日本導入の噂が広まっており、「エスティマからの乗換えに困っていた人に朗報」など盛り上がりを見せている。
2026年モデルのトヨタ・シエナは、2026年1月に販売開始予定で、メーカー希望小売価格は4万0120ドル(約620万円)からだ。
パワートレインは2.5リットル4気筒ハイブリッドシステムとE-CVTを採用し、システム総出力245hpを発揮。燃費はFWDで36mpg、AWDで35mpgを実現する。AWDは、独立した電気モーターで後輪を駆動する電子オンデマンドシステムであり、発進時に最大80%のトルクを後輪に配分しスリップを防ぐ。
トヨタ・シエナ の2026年モデル装備面では、LEグレードのスピーカーが6個から8個に増加。リアウィンドウシェード、自動防眩ルームミラー、ホームリンク、パワーリアリフトゲート、デアイサー、ブラックルーフレール、リモートコネクト試用版が標準装備に追加された。
XLEとXSEにはアウターミラーターンシグナルとルーフレールが標準装備となる。XSEには12スピーカーのJBLプレミアムオーディオシステムが標準装備された。
外装色には新色「ヘビーメタル」が全グレードに追加され、さらにウッドランドエディションにはブラックの専用バッジが装着される。
トヨタ・シエナ の2026年モデル
X(旧Twitter)では、「新色の『ヘビーメタル』って名前が強すぎるw」「JBL12スピーカー標準って力入れてるな」「リアシェードとか自動防眩ミラー、ベースグレードの装備じゃないだろ笑」など、2026年モデルの仕様や追加装備に日本のファンも注目。
「右ハンドルで日本導入して欲しい」「できれば右ハンドルでシエナ導入してもらいたい」と国内市場のファミリー層を中心に、右ハンドル仕様での正式導入を望む声は根強く、その動向は引き続き市場の大きな関心事となっている。
「新型エスティマって言って売ったらそこそこ売れそう」「アルヴェルクラスとノアヴォククラスの間が欲しいと思ってた」「日本に入ってきたらエスティマからの乗換えに困っていた人に朗報」など、いわゆる「エスティマ難民」の受け皿となる可能性があるなど、さまざまな議論を読んでいるようだ。










