コンビニ突入飲酒運転男、元警察署長だった

自動車 社会 社会

24日午前、兵庫県加古川市内にあるコンビニエンスストアの駐車場でクルマが暴走し、店内に向かって突入。買い物をしていた76歳の女性が倒れた棚に当たって軽傷を負うという事故が起きた。

警察では、このクルマを運転していた63歳の元警察署長を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

兵庫県警・加古川署の調べによると、事故が起きたのは24日の午前10時55分ごろ。加古川市別府町付近にあるコンビニエンスストアの駐車場で、乗用車が急発進し、そのまま高さ15cmの車止めも乗り越える形で店内に飛び込んだ。

この事故で入口付近の陳列棚が次々と転倒。うち一つが買い物をしていた76歳女性の胸部などに当たり、女性は軽いケガを負った。

警察ではクルマを運転していた63歳の男から事情を聞いていた。当初この男は「後部座席にいた犬が吠えたので、後ろを振り向いたところアクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述。

あくまでも偶発的に起こった事故であることを強調しようとしていたが、捜査員の一人が男の息が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施した結果、呼気1リットルあたり0.15ミリグラムのアルコールを検知。飲酒運転が事故原因となった可能性があることがわかった。

さらに事故当初は「団体職員」と供述していた男の前歴を調べたところ、この男が同県警・飾磨(しかま)警察署の署長職を務めた経験もあることが判明。現在は退職しているが、関連団体に再就職したこともわかった。

警察では「署長経験者なら、飲酒運転をやってはいけないことぐらいわからないものか」と、皮肉めいたコメントを出している。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集