ステンレス製の車止め560本を盗んだ男

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兵庫県警は22日、歩道や公園などに設置されているステンレス製の車止めを盗んで転売していたとして、35歳の男を窃盗容疑で逮捕した。神戸市内では昨年夏から560本の車止めが盗まれており、これについても男は容疑を認めているという。

兵庫県警・有馬署によると、窃盗容疑で逮捕されたのは神戸市内に住む35歳の男。この男は昨年7月ごろから、神戸市内の公園や道路に設置されたステンレス製の車止めばかりを狙い、それを盗んで転売していた疑いが持たれている。

直接の逮捕容疑は昨年9月3日に神戸市北区内で起きた窃盗事件。この際も男は工事関係者を装い、道路に設置されていた車止め7本(時価14万円相当)を盗み出したこと。男は作業着姿で“獲物”に近づき、あたかもそこで交換作業が行われているかのように装い、車止めを次々に取り外して持ち去っていたという。

盗んだ車止めは古物商へ1本500円程度の値段で転売されていたとみられるが、ステンレス製に固執したのは、リサイクルが可能で、通常の鉄よりも高い価格で引き取られるからとみられている。

警察の調べに対し、男は「生活に困ってやった。最初のうちはあちこちにあったけど、盗んでいるうちにだんだんと厳しくなり、限界を感じる様になっていた」と供述している。

盗まれた車止めは男の手元に1本も残っておらず、神戸市や兵庫県ではこれまでに盗まれた560本について再設置を強いられている。被害総額の算定はまだ行われていないが、相当に高額であることだけは間違いなさそうだ。
《石田真一》

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