警察官に追跡されていた暴走族メンバー、側溝に落ちる

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25日未明、茨城県谷和原村内の村道で、パトカーの追跡を受けていた暴走族メンバーがバイクを捨て、走って逃走しようとした際、1人が休耕田脇の側溝に転落。頭などを強打して意識不明となる事故が起きた。

警察では「追跡に無理があったとは思えず、事故との因果関係は薄い」としている。

茨城県警・交通機動隊、同・水海道署の調べによると、事故が起きたのは25日の午前1時20分ごろ。これに先立つ同日の午前1時10分ごろ、つくば市内の国道354号線をパトロールしていた交通機動隊のパトカーが約10台で集団暴走を行う暴走族グループを発見。追跡を開始した。

途中でさらに1台のパトカーが合流し、合計2台で追走したが、グループは途中で二分化。パトカーもそれぞれのグループを追うために分かれた。

暴走するバイクはパトカーの前でジグザグ走行を繰り返すなど挑発したが、発見現場から約3km離れた谷和原村福岡付近でグループのバイク1台が転倒した。このバイクに乗っていたメンバーの少年2人は走って逃走しようとしたが、うち1人が暗闇で見えにくくなっていた休耕田脇の側溝に転落。

もう1人は追跡してきた警察官に捕らえられ、道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕された。

転落した1人はすぐに救助されたが、頭を強く打っており、意識不明の重体となっている。側溝は夏季に用水路となるもので、深さは約1m。現在は水が抜かれており、コンクートがむき出しだった。

警察では今回の事故について「警察官の追跡と事故の因果関係は薄いと考える。追跡自体は正当な職務行為で問題はない」としている。
《石田真一》

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