昨年11月に姫路市内で起きた大型トラックの民家突入事故について兵庫県警は16日、「運転手が極度の過労状態だったことが事故原因」と認定。運転手に過酷な労働を命じていた運送業者を道交法違反(過労運転下命)の疑いで書類送検する方針を固めた。
国土交通省は今月23、24の両日、都内のホテルで「EFV国際会議」を主催する。欧米やアジアなど約20カ国から運輸当局者が集まり、低公害車の定義や開発・普及支援策について意見交換する。
国土交通省は、東京外かく環状道路(関越道〜東名高速間)の建設に関する沿線住民アンケートを今月末から実施する。道路に沿って100m以内にあるすべての世帯・事業所に配布し、郵送で回収する。
昨年秋にバスの運転手が酒気帯び運転で逮捕された千葉観光(千葉県旭市)は17日、事件を起こした都内のホテル〜成田空港のバス路線からの撤退を国土交通省関東運輸局に届け出た。
大阪府警は16日、昨年1年間に起きた犯罪状況を発表した。それによると犯罪件数ではトップの座を東京都に譲ったが、「ひったくり犯罪」だけは今年も東京都をわずかに上回って1位を記録。27年連続でトップの座をキープするという不名誉な結果となった。
パトカーからの逃走中、トラックと衝突して死亡する事故を起こした少年の両親が「事故の原因は執拗に追跡した覆面パトカーにあった」として、警視庁(東京都)を相手に5800万円の賠償請求を求める民事訴訟の第1回口頭弁論が16日、東京地裁で開かれた。
今月13日に山形で発生したRV車による駅構内暴走事件について、山形県警はこの容疑者に対して「民有地や建造物内での暴走」を理由に、道路交通法違反の適用を見送ったことを明らかにした。一般公道ではなく、道交法の適用除外となることがその理由。
愛知県警は15日、今年4月から施行する暴走族追放条例をアピールするため、暴走族の撲滅をPRする内容のテレビコマーシャル(CM)を放映する方針を固めた。起用するタレントや内容など、詳細についてはまだ決まっていない。
警察からの撤去要請を無視し、恒常的に路上駐車を繰り返していたとして、京都府警は15日、京都市南区内の自動車修理会社と、その経営者の男を道路交通法違反(放置行為容認)の疑いで書類送検していたことを明らかにした。
公判途中に被告が失踪して行方不明となり、1989年から審理の進行が止まっていた酒気帯び運転を原因とする交通事故についての控訴審判決公判が15日、大阪高裁で開かれ、裁判長は失踪したままの被告に対して執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。