警視庁は10日、暴走族の現役メンバーに対立するグループを襲撃するように仕向けたとして、暴走族OBの3人(うち少年1人)を傷害教唆の疑いで逮捕したことを明らかにした。実際の襲撃に参加していないメンバーを同容疑で逮捕するのは極めて珍しい。
小泉首相は10日の閣議で、扇国交相に対し道路公団民営化に向けた関連法案作りなどを指示した。首相は「委員長が辞任する残念な面もあった」としつつも、民営化委の提言を「債務の返済やファミリー企業のありかたなどで大きな成果があった」と強調した。
日本道路公団の扇千景国交相はこのほど、藤井治芳・日本道路公団総裁、佐藤信秋・道路局長を厳重注意処分とした。JH発注の道路工事で談合が行われたとして、公正取引委員会がJHに再発防止の要請をしたことを受けた措置。
道路関係四公団民営化推進委員会がまとめた提言に対し、道路族ら建設推進派から続々と反対の声があがり始めた。自民党の道路調査会は、高速道路の早期整備を決議。高速道路建設推進議連も「民営化委の最終報告にとらわれず、地方の理解と協力を得て整備を進める」などとする決議を採択した。
今年10月に自動車NOx・PM規制が施行される前に、新たに規制対象地域となる名古屋のトラック運送事業者約60社が規制地域以外の名古屋周辺に営業所を移転させていたことが中部運輸局の調べで明らかになった。
高速道路の建設を国が直接行う案を国土交通省と自民党が検討していることが10日、明らかになった。今後、年間2000億−3000億円の規模で高速道路建設に国費を投入する方針だ。道路関係四公団民営化推進委員会の提言に従う場合、高速道路建設費が大幅に削られることになるための措置。
兵庫県警は9日、運転手に速度違反を前提としていた運行を命じていたとして、神戸市中央区内の運送会社と、その会社で運行管理者を務める51歳の男を道路交通法違反(速度超過下命)容疑で書類送検したことを明らかにした。
宮城県警は9日、今年8月に仙台市内の国道で暴走行為を行い、付近の交通を混乱させた名取市を中心に活動する暴走族グループに所属していた3人の男(うち少年2人)を道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕したことを明らかにした。
神奈川県警は9日、盗んだ重機でATM(現金自動預払機)を破壊し、現金を盗もうとしていた36歳の男ら3人を窃盗、同未遂の容疑で逮捕したことを明らかにした。神奈川県内では同様の事件が多発しており、警察では全ての事件との関連を調べる方針。
路上占有面積の小さなシティカーとして開発された『スマート』。自宅からマイカーで近郊の鉄道駅まで行き、そこで列車に乗り換えて都心まで出るという“パーク&ライド”をスマートを使って促進しようという試みが行なわれている。スマートなら駅の駐車場の面積も少なくて済むというわけ。