野焼きで生じた煙が原因となって発生した今年3月の中央道での多重衝突事故で、山梨県警・高速隊は9日、事故に関係した車両のうち、後方付近を走っていた大型トラックの運転手ら3人を業務上過失致死傷などの疑いで書類送検したことを明らかにした。
福井県警は9日、鯖江署の警備課に所属する43歳の巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕したことを明らかにした。自宅近くで接触事故を起こした際、呼気から酒気帯び相当量のアルコールが検出されたという。
9日未明、千葉県松戸市内の市道で52歳の男が運転するクルマが道路左側を歩いていた人たちを次々にはねる事故が起きた。5人は全身打撲や脳挫傷などが原因で全員が死亡している。警察ではクルマを運転していた男を業務上過失致死の現行犯で逮捕している。
8日午前、山梨県敷島町にあるスポーツ施設の駐車場で車上荒らしをしていた69歳の男を、現場を通りがかった16歳の少女が発見。背負い投げでノックアウトするという珍事が起きた。少女は柔道の県大会に出場し、優勝経験もあるという初段保有の実力者。
7日未明、千葉県市原市内の民家に隣接した駐車場で、クルマの所有者が何者かに刃物で刺されて死亡するという事件が起きた。現場付近では直前にも車上狙いの通報があり、警察では何者かが物色中の様子を発見され、男性を刺して逃走したものとみている。
一時は決まりかけていた2人乗りオートバイの高速道路通行規制撤廃が先送りになった。待ったをかけたのは、自民党の笹川副幹事長。改正道路交通法の提出前、“規制撤廃派”の小里氏と協議し、安全性や暴走族問題に改めて懸念を示し、協議が物別れに。この結果、法案を提出するはずだった内閣委員会が流会になった。
大阪府警の交通総務課は5日、ドライバー300人を対象に行った「飲酒運転厳罰化における意識調査」の結果を明らかにした。回答者の90%は今年6月の改正道交法施行による飲酒運転の厳罰化を知っていたが、うち60%が「飲酒運転に寛容」であることがわかった。
神奈川県警は5日、職務中にクルマのナンバー照会を行い、そこで得た使用者などのデータを調査会社に漏洩していた鶴見署警務課に所属する55歳の巡査部長を地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕したことを明らかにした。
5日午後、青森県下田町で踏切を強引に突破しようとした乗用車が特急列車と接触。特急列車の一部が破損するという事故が起きた。乗用車も後部が破損したが、現場からそのまま逃走したという。青森県警が逃げたクルマの行方を追っている。
国土交通省・関東運輸局は5日、今年10月に運転手が酒気帯び運転を行って逮捕された空港シャトルバスを運行する「千葉観光」の成田空港営業所に対して事業停止命令処分を言い渡したことを明らかにした。