神奈川県警は6日、昨年1年間に県内で発生した交通事故による死者が376人となり、前年より悪化していたことを明らかにした。全国合計の死者数が減少する中、他には類を見ないほどの増加傾向を示したことから、県警では交通ルールの徹底を呼びかけている。
香川県警は6日、今年4月に県警本部内の組織改変を実施し、新たに少年課を設置することを明らかにした。暴走族や不良少年グループによるひったくりなど、増加する少年犯罪を専従で担当する。
6日午前、東京都渋谷区千駄ケ谷の首都高速4号新宿線外苑入口付近の高架下で「何かが爆発して炎上している」との119番通報が消防に寄せられた。駆けつけた消防や警察が現場を検証したところ、ホームレスらしき男性の焼死体を発見している。
各地の警察本部は前年の実績から年末年始の暴走族取り締まりの詳細を決定し、人員が足らない場合には警察庁を通して他県への応援部隊を要請する。全体的に縮小傾向にある初日の出暴走だが、事前の予想を超えるほどの暴走族が大挙して訪れた県もあった。
5日午前、長野県安曇村の上高地乗鞍スーパー林道で大規模な雪崩が断続的に発生し、通行中の車列を直撃した。この雪崩にはクルマ24台が巻き込まれ、一時は101人が車内に閉じ込められるなどしたが、幸いにも犠牲者はゼロだった。
雪の多い北海道ではバイクを使った暴走こそ行われないが、四輪車を使った「初日の出暴走」は一部地域で行われている。そして1日には「死亡事故か!?」というようなトラブルが紋別市内で発生している。
宮城県警は12月31日深夜から大規模な暴走族取り締まりを実施した。関わった人物が特定しやすい暴走族メンバーについてはビデオ撮影を基にした後日検挙とし、現段階では人物特定が困難なギャラリーの摘発を優先した。
警視庁と山梨県警は昨年12月30日深夜から1月5日未明にかけての間、大規模な暴走族取り締まりを実施した。今回は主要幹線道だけではなく、山梨方面につながる一般道でも取り締まりを強化した結果、河口湖方面への到達数は激減したという。
警察庁は6日、昨年12月31日から今年1月3日までに「初日の出暴走」関係で摘発された暴走族メンバーなどの数が984人であったことを明らかにした。道路交通法違反で検挙された暴走族メンバーは984人で、特に悪質として逮捕されたのはこのうちの29人。
日本自動車販売協会連合会が発表した2002年の新車登録台数は、前年比2.3%減の396万6095台となり、2年連続でマイナスとなった。景気低迷の影響で、トラック販売が不振なのが理由だ。