日本GMは新型オペル『アストラ』を11月26日に、新型オペル『ヴィータ』を同じく29日に発表、12月7日から販売する(ヴィータ「GSi」は03年春から)。「新型」とアナウンスされたので混乱が生じたが、フルモデルチェンジではなく03年型である。
日本GM広報によると、モデルイヤーごとの一部改良、マイナーチェンジも「新型」と呼ぶことにしたという。従来型と比べれば新型には違いない。もっとも、アストラもヴィータも製品レインジが整理され、いくつかのオプション装備が標準設定になるなどしている。
さらにアストラは「プレミアム・コンパクト」、ヴィータは「プレミアム・スモール」と定義されるようになった。これらの変更はオペル本社が世界規模で推進する「自由な発想、より良いクルマのために」のブランドコンセプトに従ったものだ。
たとえば新型=03年型ヴィータGSiは革内装、スポーツシートが標準装備で、走行性能、外観品質も向上している。「MTなので台数は出ないと思いますが、新しいブランドのイメージリーダーです」(広報)とのことだ。