国土交通省は、高速道路の未開通区間について、自動車重量税の地方への配分比率を増やすことで、実質的に地元負担ゼロで高速道路を整備する方針を打ち出した。国の税金で整備された高速道路の通行料は、建設費を返す必要がないため無料になるという。
今年5月、制限速度を大幅に上回る速度で走行中、運転を誤って電柱に激突。同乗者4人を死亡させたことで危険運転致死罪に問われていた19歳の少年に対する判決公判が20日、福島地裁で開かれた。裁判長は懲役4年以上7年以下の不定期刑を言い渡している。
今年8月、福島県二本松市舘野の東北自動車道上り線で多重衝突事故を起こし、7人を死傷させて、道路交通法違反(過労運転)や業務上過失致死傷罪に問われている男の判決公判が18日に福島地裁で開かれた。裁判官は禁固2年の実刑判決を言い渡している。
埼玉県警は19日、泥酔状態で国道17号線の車道を歩いてクルマの通行を阻害し、さらには通りがかったクルマのボンネットなどを持っていたビジネスバッグで叩き、損傷させたとして37歳の男を器物損壊の現行犯で18日深夜に逮捕していたことを明らかにした。
兵庫県警は19日、自分のクルマと、駐車中の別のクルマを全半焼させたとして、19歳の男を窃盗と失火容疑で逮捕したことを明らかにした。駐車していたクルマからガソリンを盗もうとした際、誤って引火させてしまったという。
福岡県警は18日、無免許運転の発覚を恐れて福岡市周辺を約2時間に渡って逃走し、途中でパトカーと一般車を合わせて9台を破壊した24歳の男を道路交通法違反(無免許運転、信号無視)で現行犯逮捕したことを明らかにした。
神奈川県は18日、小田原土木事務所が11月上旬から箱根町内の国道1号線(一部区間)で行っていた「ドリフト族対策工事」が完了したことを明らかにした。チャッターバーと呼ばれる金属製の突起を設置するもので、これによってドリフト走行は不可能になる。
群馬県警は18日、県の公安委員会が認定した運転代行業者の車両台数が1066台に達し、現時点での全国トップとなったことを明らかにした。群馬県は運転免許証の保有者も全国1位だが、代行業者の活況から「クルマは生活必需品」ということが裏付けられた。
18日午後、群馬県前橋市内の市道で、運転を誤って道路脇の側溝に落ちたまま20メートルあまりを惰性で走ったクルマが突然炎上し、運転していた男性が逃げ遅れて死亡するという事故が起きた。
静岡県は18日、少年に対して暴走族への加入強要を罰則対象とした県条例「静岡県暴走族などの根絶に関する条例」を全会一致で可決した。19日には愛知県で同様の行為を禁ずる「愛知県暴走族追放促進条例」が可決。暴走族追放への流れが加速している。