日産自動車は、定時株主総会で決議した自己株式を上限3000万株、上限300億円で取得すると発表した。買い付け期間は11月20日から2003年2月19日まで。
金融行政の先行きに対する不安、大和証券、日本信販の不祥事などを受けて、金融株を中心に全面安。自動車株も軒並み安となった。
前日の米国株高を受けて、全体相場は反発。平均株価は5日ぶりに8500円台を回復した。自動車株は全面高。特にホンダは業績を下方修正した先月28日以来の下げが2割強に達したとあって、円高の一服も加わり買い戻しが入った。
トヨタ自動車は、自己株式の市場買い付けについて発表した。それによると11月1日から11月15日までに1232万6700株の自己株式を東京証券取引所で買い付けた。買い付け総額は385億8035万1000円。
見送り気分が強く、全体相場は続落。平均株価は連日のバブル後最安値更新となった。自動車株は下げる銘柄が目立った。日産自動車が3日続伸。業績好調銘柄として、トヨタが見送られた分注目度がアップしている格好だ。
依然手掛かり材料難で、全体相場は小反落。平均株価は終値ベースで10月10日に付けたバブル後最安値を更新した。自動車株は高安まちまち。
新規材料に乏しい中、公的資金とみられる買いが入り全体相場は4日ぶりに反発。自動車株は高安まちまち。三菱自動車工業はこの発表した9月中間期連結決算で最終損益が66億円の黒字となったが、株価は無反応だった。
先週末の米国株安、円高の進行を嫌気し、全体相場は3日続落。平均株価は一時10月10日に付けたバブル崩壊後の最安値を更新した。自動車株も全面安。
前日の米国株安を受け、全体相場は大幅続落。円高を嫌気した輸出関連株の売りが加速し、自動車株も全面安となった。
「中間選挙の結果、利下げに対する米国株式市場の反応を見極めたい」とのムードが強く、全体相場は4日ぶりに小反落。自動車株もほぼ全面安となった。