NYダウの約3カ月ぶりの8000ドル割れ、政府のデフレ対策に対する失望感から、全体相場は反落。日銀の銀行保有株直接購入を受けた前日の上げ幅が帳消しになった。自動車株もほぼ全面安。
トヨタ自動車とホンダがそれぞれ前日比130円安、70円安と急反落。日産自動車は中国大手メーカーの東風汽車との合弁、円の対ユーロ安など好材料が相次いだが売り先行の展開。16円安の910円と続落した。三菱自動車工業は「ダイムラークライスラー、韓国現代自動車との3社連合でアジアの商用車市場に攻勢」と報じられたが、株価は10円安の266円と無反応。
この日上げたのは、3円高の日産ディーゼル工業と1円高の富士重工業。『エルグランド』効果の日産車体が7日続伸。曙ブレーキ工業が9月中間期の連結経常利益を11億5000万円から32億円に上方修正し、26円高の258円と大幅続伸。
●株式市場のチェック漏れはありませんか。メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、自動車業界の株価の動向をウォッチングしています。ぜひ読者登録を。---