ハイテク企業の業績に対する不透明感、G7(7カ国財務相・中央総裁会議)控えで模様眺め気分が強く、全体相場は小幅続落。主力株に利益確定売りが出て、自動車株も下げる銘柄が目立った。
4日から開催されるG7(財務相・中央銀行総裁会議)を控えて様子見気分が強まり、全体相場は小反落。トヨタ自動車は昨年4−12月期の売上高、利益ともに対前年同期比て伸ばしたが、株価は4060円と変わらず。
円高が一服した動きを受けて自動車株は全面高となった。スバル富士重工業が前日比11円高の500円と5日ぶりに反発。一部でトヨタとハイブリッド車技術に関する提携が報じられ、系列を超えた提携話が思惑買いを誘った。
模様眺め気分が強まり、全体相場は小反落。自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車工業が3日続落した。大手経済紙が「筆頭株主の事業再生ファンド、フェニックス・キャピタルが同社株を売却方針」と報じたことが嫌気売りを誘った。
続落して始まったが、買い戻しが入り全体相場は3日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車は28日に発表した新再建計画に「具体性が欠ける」との見方が根強く、7円安の143円と続落した。
三菱自動車が続伸して始まったが、結局は3円安の150円と反落。取引終了後に新再建計画とともに通期業績見通しを発表したが、連結最終赤字が4720億円(従来予想は2400億円)に膨らむ見通し。
米国株高を受けて高く始まったが、円高を嫌気し全体相場は反落。自動車株は高安まちまちとなった。
米国株式の反発、円安を好感し、全体相場は反発。輸出関連株が幅広く買われ、自動車株も全面高となった。
米国株の4日続落、企業収益の先行き不透明感などを背景に、全体相場は小反落。自動車株は高安まちまちとなった。スズキが6日続伸。大手新聞で「05年の四輪世界販売台数が初の200万台を突破する」と報じられている。
米国株安を受けて安く始まったが、値ごろ感からの個人投資家中心の買いが入り全体相場は5日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。原油高、企業業績の不透明感などから、大手3社がそろって反落。