当面の業績に対する不透明感からハイテク株を中心に売りが出て、全体相場は小幅続落。自動車株は下げる銘柄が目立った。
三菱自動車が続伸して始まったが、結局は3円安の150円と反落。取引終了後に新再建計画とともに通期業績見通しを発表したが、連結最終赤字が4720億円(従来予想は2400億円)に膨らむ見通し。
スズキは利益確定の売りがわずかに勝り、1円安の1899円と9日ぶりに小反落。日産自動車が5円安の1100円と続落し、トヨタ自動車が30円安の3980円と再度4000円台を割り込んだ。
こうした中、今期業績の上方修正を先取りする形でホンダが30円高の5320円と反発。マツダが続伸し、日野自動車工業は反発した。