米連邦公開市場委員会(FOMC)控えで模様眺め気分が強まり、全体相場は小幅ながら4日続落。4日続落は7月下旬以来で、自動車株は高安まちまちとなった。
ハイテク株、銀行株を中心に売られ、全体相場は3日続落。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ系のアイシン精機が「トヨタ自動車、欧州メーカー向けにトルコに3カ所目の新工場を開設する」と報じられたが、株価は反落した。
米国株安を嫌気し、全体相場は小幅続落。国際優良株への売りが勝り、自動車株も総じて軟調な動きとなった。トヨタ自動車は「中国に続き北米市場でもハイブリッド車の現地生産に乗り出す」と伝えられたが、株価は続落。
原油高に対する警戒感が浮上し、全体相場は反落。国際優良株に利益確定の売りが出て、自動車株は全面安となった。トヨタ自動車は大手経済紙で「中国でハイブリッド車『プリウス』の生産を開始する」と報じられたが無反応。
米国株高を受けて、全体相場は続伸。国際優良株を中心に買われ、自動車株は全面高。大手3社が3日続伸。日産自動車が前日比27円高の1222円と上げ、ホンダは70円高の5580円、トヨタ自動車は30円高の4280円と買われた。
好業績銘柄中心に買われ、全体相場は4日ぶりに反発。自動車株は全面高となった。スズキが20円高と反発。「インドに四輪車の第二工場を建設する」とのニュースを好感した買いも入っていた。
この日発表された4−6月期のGDP(国内総生産)が、8月発表の速報値と比べて下方修正された。上方修正への期待が大きかったため、失望売りに全体相場は3日続落。自動車株は高安まちまちとなった。
この日発表された機械受注統計が市場の期待を下回ったことが嫌気され、全体相場は続落。自動車株は全面安となった。ホンダが前日比90円安の5370円と反落。
米国株高を受けて高く始まったが、模様眺め気分が強まり全体相場は3日ぶりに小反落。自動車株は高安まちまちとなった。
国内外の景気回復期待を背景に、全体相場は小幅続伸。もっとも、上値では利益確定の売りが厚く、自動車株は主力株がさえない動きとなった。