ハイテク株中心に売りが出て、全体相場は反落。自動車株は全面安となった。ここ数年、北米市場で収益を確保する構図となってきただけに、先行きに対する警戒感も浮上している。
北米市場の8月の新車販売台数で、トヨタ自動車が1年4カ月ぶりの前同月割れ。ホンダが今年最大の落ち込みを記録するなど、北米市場の販売実績がダウンしたことで、大手3社がそろって下げた。
トヨタ自動車が反発。この日に自社株3100万株を買い付けることを前日発表しており、さらに国際戦略車第2弾のミニバン『キジャン・ノーバ』をインドネシアのジャカルタで発表するなど好材料が相次いだ。
台風16号の影響で、マツダ、トヨタ自動車、日産自動車の関連工場が30日の操業を停止したが、トヨタが7下げ、マツダは反落。日産自動車は続伸しており、操業停止の影響は株価の材料とはならなかったようだ。
模様眺め気分が強まり、全体相場は反落。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車が前週末比10円高の1185円と反発。マツダ、スズキが続伸し、日野自動車工業、ダイハツ工業がしっかり。
ホンダが前日比70円高と続伸。マツダは物流子会社2社の合併で完成車の輸送コストを3割削減する方針を明らかにしたが、株価も2円高としっかり。いすゞ、富士重工業(スバル)が上げ、三菱自動車工業も反発した。
利益確定の売りに押され、全体相場は4日ぶりに小反落。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車の7月の国内生産台数が、前年同月比4.9%増と2カ月連続のプラス。業績好調を背景に、株価も続伸した。
原油価格の上昇一服を好感し、全体相場は3日続伸。平均株価は約3週間ぶりに1万1100円台を回復した。自動車株は全面高。
円安を受けて輸出関連株が買われ、全体相場は続伸。円相場が1ドル=110円台に下落したことか好感され、自動車株は全面高となった。
原油価格の低下、米国株高を好感し、全体相場は反発。自動車株は全面高となった。大手3社がそろって上昇。日産自動車が前日比11円高の1149円と反発し、トヨタ自動車が20円高の4150円、ホンダが60円高の5260と続伸。