国内大手ハイテク企業の第一四半期決算が失望感を誘い、全体相場は反落。自動車株は高安まちまちとなった。
米国株式の大幅反発を好感し、全体相場は5日ぶりに反発。1ドル=111円台への円安進行を受け、自動車株は全面高となった。三菱自動車工業のみがカヤの外。続落し、終値ベースで初の100円台割れとなった。
米国株式の続落を受け不安心理が強まり、全体相場は4日続落。平均株価は6月3日以来約2カ月ぶりに1万1000円台を割り込んだ。自動車株は全面安。
先週末の米国株の下落を嫌気し、全体相場は3日続落。自動車株は高安まちまちとなった。ダイハツ工業は業績拡大期待を背景に急伸。しかし、利益確定の売りに押されて、結局は6円安の842円で引けた。
ハイテク企業を中心に売られ、全体相場は続落。自動車株はさえない動きとなった。トヨタ自動車は北米市場でハイブリッド車『プリウス』の品薄状態が続いているが、20円安の4270円と続落。
国内ハイテク企業の4−6月期決算発表を来週に控え、模様眺め気分が台頭。全体相場は反落し、自動車株も全面安となった。
日野自動車工業が大幅続伸した。トヨタグループが2004年の販売計画を上方修正したが、同社の伸び率が3社中で最大。業績好調を背景に、96年12月以来、およそ7年7カ月ぶりの高値水準まで買われた。
米国株安への警戒感が高まり、全体相場は反落。自動車株はさえない動きとなった。トヨタ自動車は2004年の世界販売計画を前年比9%増の661万台(前回計画633万台に)に上方修正したが、株価は続落。
ハイテク株が買われ、全体相場は小幅続伸。自動車株は全面安となった。三菱自動車が続落、100円台割れ寸前まで下げた。極度の販売不振が続いており、企業再生に向けた懸念が売りを誘っている。
ハイテク株を中心に買い戻しが入り、全体相場は反発。自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車工業は、国土交通省が三菱ふそう川崎製作所に立ち入り検査を行ったことが嫌気され、今月7日以来の上場安値更新。