米国の利下げ観測が後退したことを好感し、全体相場は4日ぶりに反発。全面高となり、平均株価は今年第3位の上げ幅となった。
ハイテク株を中心に売られ、全体相場は3日続落。自動車株は高安まちまちとなった。
ハイテク株を中心に売り物が出て、全体相場は小幅続落。自動車株は総じてしっかりした動きとなった。この日明暗を分けたのが、トラック3社と三菱自動車工業の動き。
トヨタ自動車が前日比10円高の4160円と小幅続伸。一時50円高の4200円まで買われ、4月26日に付けた年初来高値4180円を更新した。好業績に対して割安感があることから、国内外の大手投資家の人気が高い。
金融株を中心に買われ、全体相場は反発。自動車株も全面高となった。
利益確定の売りが優勢となり、平均株価は4日ぶりに反落。円相場が1ドル=108円台に上昇したことを嫌気し、自動車株は軟調な動きとなった。
米国株高を背景に、全体相場は3日続伸。平均株価は約1カ月半ぶりに1万1500円台を回復した。円高が利益確定売りを誘い、自動車株は全面安。
先週末の米国株高、大手銀行株の上昇を受けて、全体相場は大幅続伸。平均株価は311円高で今年最大の上げ幅となった。自動車株は全面高。
全面高の中にあって、三菱自動車工業が4日続落。11万6352台のリコールを3日届け出たうえ、国内格付機関による同社の長期債務の格付がダウン。経営再建に向けた不透明感が強まる一方とあって、売りが優勢。
原油高の一服による安心感、景気回復期待から全体相場は反発。自動車株は高安まちまち。新たなリコール隠し発覚で三菱自が上場来安値を更新した。