トヨタ自動車が2012年4月、米国での納車を開始した『プリウスPHV』。一方、GMが2010年末に発売したプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。両車の米国における、10月の販売結果がまとまった。
スズキの米国法人、アメリカンスズキモーターは11月1日、10月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は2023台。前年同月比は5%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。
GMの高級車ブランド、キャデラックが2012年9月、米国市場で発売した新型スポーツセダン、『ATS』。同車を購入した顧客の大半が、他ブランドからの代替であることが分かった。
米国の自動車最大手、GMは11月1日、10月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6754台。前年同月比は33%減と、大幅に落ち込んだ。
フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは11月5日、10月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の6万0518台。前年同月比は48%の大幅増で、7か月連続で前年実績を上回った。
ドイツ自動車大手のダイムラーは11月6日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の10月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は11万8609台。前年同月比は6.2%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
日産自動車の川口均常務執行役員は、反日運動の影響で販売が落ち込んでいる中国市場について「中国をしっかり確保していくことは、どの国のどのメーカーにとっても非常に重要な意味を持つわけなので、日本メーカーだけが離脱するのはありえない」と述べた。
韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは11月1日、10月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の4万2452台。前年同月比は12.6%増で、26か月連続で前年実績を上回った。
日産自動車の志賀俊之COOは11月6日に横浜市の本社で開いた決算会見で、中国での販売が尖閣諸島問題を背景に落ち込んでいる影響について、2013年3月期の連結営業利益段階で600億円の悪化を織り込んだことを明らかにした。
アジア・パシフィック日産自動車の木村隆之社長は11月6日、バンコク市の本社で取材に応じ、今年初めて100万台を突破したタイの新車市場は、来年以降も「100万台をベースに経済成長率並みの拡大が続く」との見通しを示した。