フォード、オーストラリアで輸入車の販売を強化…現地生産撤退に対応

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フォード クーガ 新型
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5月23日、オーストラリアの2工場を2016年10月に閉鎖し、現地生産から撤退すると発表した米国の自動車大手、フォードモーター。しかし、輸入車の販売には、力を入れることが分かった。

これは5月23日、フォードオーストラリアが明らかにしたもの。2016年にオーストラリア現地生産を終了するが、今後は輸入車をアグッレッシブに導入していく計画を発表している。

同社の発表によると、2016年までにオーストラリア市場に投入する新型車を30%増加。この中には、新型『クーガ』や『レンジャー』、『フォーカス』が含まれる。さらに、現在現地生産している主力車、『ファルコン』に関しても、新バージョンをリリースする計画。

フォードオーストラリアのボブ・グラジアーノ社長兼CEOは、「今後数年間、多くの新型車や新技術を導入する。それは、オーストラリアの顧客を興奮させるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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