フィアット 500L、米国価格公表…1万9100ドルから

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フィアット 500L(ロサンゼルスモーターショー12)
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米国の自動車大手、クライスラーグループ傘下のフィアットブランドノースアメリカは5月24日、フィアット『500L』の米国価格を公表した。

フィアット500Lは2012年3月、ジュネーブモーターショー12でデビュー。フィアット『500』の派生車種で、2列シートの小型MPVとして登場した。2012年11月のロサンゼルスモーターショー12では、同車の米国市場投入が宣言されている。

500Lのボディサイズは、全長4140×全幅1780×全高1660mm。フィアット500(全長3545×全幅1625×全高1515mm)と比較すると、500Lは595mm長く、155mmワイドで、145mm背が高い。そのため500Lの車台は、フィアット500用ではなく、『プント』用をベースに開発。

今回、フィアットブランドノースアメリカは、このフィアット500Lの米国価格をアナウンス。米国でのベース価格は、1万9100ドル(約193万円)に設定された。

この価格は、最大のライバルとなるMINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)の米国ベース価格、2万2000ドル(約222万円)を、2900ドル(約29万円)下回る競争力の高いもの。

フィアットブランドノースアメリカのジェーソン・ストイチェビッチ代表は、「500Lはクラス最高レベルの室内空間、クラスをリードするパワー、イタリア車だけが作り出せるデザインを備える」と述べ、高い自信を示している。

《森脇稔》

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