三菱自動車工業が26日発表した2月の実績によると、国内生産台数が4カ月ぶりのマイナスになった。国内販売が10%近く減少したほか、輸出の伸びも北米向けの減少で、低下したことが要因。
マツダが26日発表した、2月の実績は、国内生産・国内販売・輸出・海外生産の全指標が前の年の同じ月を上回った。輸出が2カ月ぶりに増加に転じたことによるもので、主に欧州向け輸出が好調だった。
ヤマハ発動機は26日、長谷川武彦会長(71)が退任して顧問になり、後任に山下隆一副社長(63)が昇格する人事を決めた。6月下旬の株主総会後の人事となる。長谷川至社長は留任する。
トヨタ自動車が発表した2月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産が前年同月比1.6%減の30万395台と6カ月ぶりにマイナスとなった。北米需要の落ち込みで、北米向け輸出が大幅ダウンしたのが主因だ。
1月に続いてホンダを抑え、国内販売が2位になった日産自動車は、軽自動車を含む総市場でのシェアが15.4%に達した。好調だった1月を1.0ポイント上回り、昨年4月に軽自動車市場に参入以来の最高を更新した。
ホンダが26日発表した2月の実績は、国内生産台数が8ヶ月ぶりにマイナスになったほか、国内販売が前の年の同じ月にくらべ21.4%の大幅な減少となった。
米国株式の大幅反落、追加的金融緩和政策の見送りが失望され、全体相場は5日ぶりに反落。米国市場頼みの相場の弱さが露呈し、自動車株もほぼ全面安。トヨタ自動車とホンダが下げ、日産自動車も5日ぶりに急反落した。この日唯一買われたのが日野自動車工業。
マツダは、4月1日付けでジェームズ・J. オサリバン氏が、マツダ・ノース・アメリカ・オペレーションズの社長兼CEOに就任する人事を発表した。カリフォルニア州アーバインで、マツダの米国、カナダ事業を統括する。
ダイムラークライスラー日本は、クライスラー、ジープを対象にしたクライスラー/ジープ認定中古車制度を4月1日から導入したと発表した。
トヨタ自動車は25日、乗用車のレンタカー料金を4月1日から平均11%引き下げる、と発表した。カーナビ料金も含めた価格体系とし、使いやすさを高める。