ホンダが26日発表した2月の実績は、国内生産台数が8ヶ月ぶりにマイナスになったほか、国内販売が前の年の同じ月にくらべ21.4%の大幅な減少となった。
国内生産台数は、前年同月にくらべ13%減少の10万3209台となり、昨年6月以来の減少となった。国内販売が減少しているうえ、輸出のレベルも昨年同期にくらべ低下したことが要因。一方、海外生産は、北米、欧州、アジアの各地域で増加し、同29.1%増の14万7553台と、2001年1月から26ヶ月連続で増加した。
国内販売は『フィット』が相変わらず、前年水準を上回る売れ行きを示しているものの、ミニバンなど、その他の車種は競争激化で売れ行きが落ちており6万2591台にとどまった。輸出は、前年同月にくらべ11.2%増の3万9850台と5ヶ月連続で増加。ただ、欧州、アジア向けが増加したものの、米国向けは11.4%のマイナスとなった。