トヨタ自動車が発表した2003年9月中間期の単独決算によると、売上高は前年同期比2.3%増の4兆3021億円だったが、営業利益は同2.6%減の4591億円と減益となった。
トヨタ自動車が発表した2003年9月中間の連結決算によると売上高は前年同期比8.0%増の8兆2242億円、営業利益が同12.1%増の7677億円、経常利益が同13.7%増の8120億円、当期純利益が同23.2%増の5244億円となり、全て中間決算として過去最高で、収益力の強さを見せ付けた。
マツダは6日、2003年度通期の売上高予想を上方修正した。国内売上高が増え、当初予想より800億円多い、2兆5000億円になる。
日産自動車は、2003年9月中間期の連結決算を発表した。それによると売上高は前年同期比8.2%増の3兆5562億円、営業利益が同15.2%増の4011億円となり、ともに過去最高となった。米国、欧州での新車販売が好調だったのが主因。
トヨタ自動車は、今年度の欧州市場での販売が86万台となる見通しを明らかにした。同社は欧州で、2005年に「80万台、シェア5%」の中期計画を掲げていたが、2年早く達成することになった。
マツダが発表した2003年9月中間期の連結決算によると、営業利益が前年同期比94%増の284億円となり、大幅増益を達成した。新型車の販売が、欧州、日本で好調に推移したのが主因だ。
トヨタ自動車は、新型車『アベンシス』の受注状況を発表した。発売開始から1カ月間で、月販目標2000台の2倍を超える約4500台となり、好調な立ち上がりとなった。
自社ディーラーで自転車を販売する自動車メーカーの出展はほとんど見られなかったものの、ブランドのライセンス契約などによって販売するメーカーがいくつか出展していた。それぞれのビジネス・スタイルがあるようだ。
日本メキシコ両国政府が大枠合意した自動車分野のうち、自動車部品(現行関税率3〜18%)は180品目について「即時」「4年」「9年」の3段階に分類して関税を撤廃するスキームとなる。
FTA交渉を進めているメキシコの日本車に対する関税は現在、乗用車が30%、商用車が23%。日本は1978年に自動車関税は全廃している。