日産自動車が前日比11円の1232円と反発。富士重工業が続伸し、マツダ、日野自動車工業もしっかり。一方、中国でのローン事業参入を報じられたトヨタ自動車が、70円安の3130円と続落。ホンダ、いすゞも反落した。
欧州最大の自動車部品メーカー、ヴァレオは、中国・武漢にテクニカルセンターを新設する、と発表した。2004年の完成予定で、自動車用のライティングシステムの開発を中心に行う。
自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームは、年々増加している自動車盗難の被害防止を呼びかける「第3次自動車盗難防止キャンペーン」を11月1日から1カ月間にわたり全国で展開する。
ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェAG(いわゆるポルシェ)と、オーストリアのデザイン会社、ポルシェ・デザイン・マネージメントは、ポルシェブランドの強化と認知度向上のため、自動車以外の製品のブランドマネージメントの合理化を決定、合弁会社を設立すると発表した。
アメリカでは相変わらずSUV系の車の人気が根強い。しかしジープブランドを抱え、オフロードの先駆者を自認するダイムラークライスラーは、「ジープは最近の“ソフトローダー”とは全くコンセプトが違うクルマである」ということを強調するために、2004年モデルから「トレイル・レート」エンブレムを車体につける、という。
日本自動車工業会が発表した2003年上半期(4−9月)の日本メーカーの海外生産統計によると、上期の海外生産統計台数は前年同期比12.0%増の416万2125台と大幅に伸びた。トヨタ自動車の中国での新工場稼動開始など、現地生産化が進展した。
利益確定の売りが出て、全体相場は5日ぶりに反落。自動車株は高安まちまちとなった。いすゞが前日比12円高の206円と続伸し、終値ベースで9月19日以来の200円台回復。日産自動車が9円安の1221円と反落。
日本自動車工業会が発表した上半期(4〜9月)の福祉車両販売実績によると、福祉車両全体の販売台数は前年同期比25.7%増の2万603台と大幅に伸びた。
日本自動車工業会が発表した9月の自動車輸出実績によると、四輪車輸出台数は前年同月比0.7%増の44万514台で、5カ月ぶりにプラスとなった。輸出金額は車両分70億3353万ドル、部品分20億6379万ドルで、総額90億9732万ドルで、同5.4%増となった。
日本自動車工業会が発表した9月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は前年同月比1.6%増の93万1634台で、3カ月ぶりに前年を上回った。