円高ドル安の一服を受け、全体相場は小幅続伸。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車が前日比19円高の1315円と反発。前日の中間期決算発表で、連結営業利益が過去最高益を更新したことが好感された。
GMでは今年第三四半期の収益が4億2500万ドルとなり、昨年同期の8億0400万ドルの損失からくらべると飛躍的な回復基調となった。
日本自動車工業会は、日本・メキシコのFTA(自由貿易協定)締結に向けた交渉が、物別れに終わったことについて「合意にいたらなかったことは、誠に残念である」とする、宗国旨英会長名のコメントを発表した。
ランドローバージャパンは、山梨県南巨摩郡のランドローバーEXでディーラー向けトレーニングプログラム「ランドローバーTReK 2003」を開催した。今年の優勝チームはランドローバー一宮だった。
いすゞ自動車は、2002年度の環境保全の取り組みと成果をまとめた「環境報告書2003」を発行した。同社の環境報告書は今回で5号目となる。2002年度の環境保全コストが総額で約174億円であることなどが公表されている。
ヤマハ発動機は、単独の2003年9月中間期の業績予想の上方修正を発表した。業績見通しの修正は、売上高が従来予想より3.4%増の2636億円、経常利益が当初予想の3.6倍の72億円、当期純利益が予想の40%増の14億円となる見通し。
米国株安を受けて安く始まったが、内外の大口投資家の買いが入り全体相場は反発。平均株価は終値ベースで1カ月ぶりに1万1000円台を回復した。自動車株は高安まちまち。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は16日の記者会見で、2003年度の国内販売目標を当初の86万7000台から83万7000台への3万台下方修正したと発表した。
日産自動車は、本社で経営計画の日産180の進捗状況を発表、2003年上期決算で、過去最高となる11.3%の連結営業利益率を達成、連結営業利益が前年同期比15.2%増の4011億円となる見込みを示した。
日本ゼネラルモーターズ(GM)は、北海道札幌市で、キャデラック・ブランドの専売店を18日から営業開始すると発表した。キャデラックの専売店は初めてで、日本GMは今後、販売店を開拓していく方針だ。