三菱自動車が発表した9月の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は、前年同月比8.7%減の14万2385台と低迷した。国内生産は前年を上回ったが、海外生産が落ち込んだ。
三菱自動車が発表した上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は、前年同期比6.4%減の77万9387台となった。国内生産は同1.5%増の35万8469台と、2期連続でプラスとなった。『コルト』、『グランディス』の上乗せに加え、『eKワゴン』も堅調だった。
日産自動車が発表した9月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比15.5%増の28万2822台となった。国内生産は同8.1%増の13万9905台で、19カ月連続で前年を上回った。『プレサージュ』、『キューブ・キュービック』、『ティアナ』が貢献した。
日産自動車が発表した上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産は、前年同期比8.3%増の146万7751台となり、大幅に前年を上回った。
米国株安が利益確定の売りを誘い、全体相場は3日続落。平均株価は554円46銭と今年最大の下げ幅となった。自動車株は全面安。
ダイムラークライスラーが21日発表した、第3四半期(7-9月期)決算は、同社が33%出資するEADS(European Aeronautic, Defense and Space)の会計基準変更に伴う株式評価損19億6000万ユーロ(2508億円)を計上したことにより、純損益は16億5300万ユーロ(2115億円)の大幅赤字となった。
ホンダの福井威夫社長は、22日のプレスブリィーフィングで東京・六本木にデザイン部門の分室「東京スタジオ」を開設したことを明らかにした。本田技術研究所の和光研究所にあるデザイン部隊の出先となるもので、国内外のデザイナー約15人がここでの活動を始めたという。
トヨタ自動車の張富士夫社長は、プレスブリーフィングで、第1の注目点として「レクサスブランド」を挙げ、「高級の本質を是非ご確認ください」と訴えた。トヨタは今回「レクサス」の専用ブースを設けた。2005年8月からの日本での展開を、広く一般の来場者にアピールするためだ。
富士重工業は22日、スバルブランド強化の一環として、ブランドメッセージ「Think.Feel.Drive」を新たに設定した。竹中恭二社長が、プレスブリーフィングの席上、発表した。
利益確定の売りが続き、全体相場は続落。自動車株はさえない動きとなった。トヨタ自動車が80円安、ホンダが60円安でともに続落。ダイハツ工業、富士重工業も反落し、上げたのは日産自動車とスズキの2社のみ。