トヨタ自動車と中国の第一汽車集団は、中国での自動車販売のための両社の合弁会社一汽トヨタ自動車販売有限会社が11月1日から業務を開始すると発表した。
イタリアのフィアットは、同社の乗用車部門フィアット・オートのGMへの売却を、1年遅らせることでGMと合意した。
ホンダは28日、2003年度通期の売上高と営業利益見通しを下方修正した。ホンダが相次いで国内販売見通しを引き下げているのは、上期の国内販売が、予想以上の厳しさだったため。
松下電器産業のパナソニックオートモーティブシステムズ社は28日、欧州のカーエレクトロニクス事業会社の再編計画を発表した。新会社「パナソニックASヨーロッパ」を2004年4月1日付けで設立し、欧州でのビジネス拡大を図る。
海外投資家の買いを受けて、全体相場は3日続伸。自動車株は円高ドル安を嫌気し、ほぼ全面安となった。
日野自動車が発表した2003年9月中間期の単独決算によると売上高は前年同期比38.8%増の4114億6000万円、営業利益が同219.8%増の176億6000万円となり、増収増益となった。
ホンダは28日、2004年3月期の国内4輪販売計画(連結ベース)を前期比9.9%減に相当する76万5000台に下方修正した。5月時点では85万5000台の計画を打ち出していたが、7月末の第1四半期決算発表時に81万5000台に修正しており、今回で2度目の見直しとなる。
ホンダが28日発表した9月中間連結決算は、国内4輪販売の不振を北米やアジアの好調で補い、増収増益となった。売上高は前年同期比4.5%増の4兆254億円、純利益は22.8%増の2391億円でいずれも中間期としては3年続けて過去最高を更新した。
日野自動車は、2003年9月連結決算が過去最高となる増収、増益となったことから、業績予想の上方修正を発表した。連結売上高が1兆円と初めて1兆円の大台にのる見通し。
日野自動車が発表した2003年9月中間連結決算によると、売上高は前年同期比28.8%増の5023億4000万円、営業利益が同370.3%増の235億6000万円となり、増収増益となった。売上高、営業利益ともに過去最高。