松下電器産業、欧州でカーエレクトロニクス事業を再編

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松下電器産業のパナソニックオートモーティブシステムズ社は28日、欧州のカーエレクトロニクス事業会社の再編計画を発表した。新会社「パナソニックASヨーロッパ」を2004年4月1日付けで設立し、欧州でのビジネス拡大を図る。

欧州の現子会社「パナソニックASドイツ」の開発部門と、販売子会社の「パナソニックインダストリー・ヨーロッパ」のカーエレクトロニクス部門を再編・統合し、新会社を発足する。新会社は、ドイツのバイエルン州ミュンヘン・ハール市に設立。車載用マルチメディア機器の開発・販売や、車載用環境・エネルギー・安全関連の機器・システムの販売を手がける。

同社は、世界4極のカーエレクトロニクス事業について、開発・製造・販売体制の一元化を進めており、今年4月には、北米で「パナソニックASアメリカ」を設立した。欧州についても、抜本的な組織再編を行い、自動車メーカー各社のグローバル事業展開に合わせた、顧客対応力の強化を図る。

《編集部》

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