欧州最大の自動車部品メーカー、ヴァレオは、中国・武漢にテクニカルセンターを新設する、と発表した。2004年の完成予定で、自動車用のライティングシステムの開発を中心に行う。
同社は1994年に中国市場に参入し、毎年30%の割合で中国での売上げを伸ばしており、2002年の売上高は2億3000万ドルに達した。現在は、8つの合弁会社と3社のライセンス会社を持ち、乗用車・トラック用に、ライティングシステムやスタータ・オルタネータ、ワイパーシステム、セキュリティシステム、空調システムなど幅広い自動車用部品を生産している。
テクニカルセンターの新設により、市場が急成長する中国でのビジネスをさらに拡大するとともに、全世界の顧客を対象にした技術開発と新製品の設計を行う。