日本自動車工業会が発表した9月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は前年同月比1.6%増の93万1634台で、3カ月ぶりに前年を上回った。
車種別では、乗用車の生産台数が同0.8%減の75万8230台で、微減ながら3カ月連続でマイナスだった。普通車は同5.8%増だったが、小型車が同8.3%減と落ち込んだのが主因。トラックは同14.1%増の16万8566台で、好調に推移した。普通、小型、軽の各トラックとも大幅に伸びた。バスは同15.3%減の4838台だった。
9月の国内需要は同1.5%増の57万1876台、輸出は同0.7%増となり、生産も好調だった。