日産自動車は、2003年9月中間期の連結決算を発表した。それによると売上高は前年同期比8.2%増の3兆5562億円、営業利益が同15.2%増の4011億円となり、ともに過去最高となった。米国、欧州での新車販売が好調だったのが主因。
経常利益も同20.7%増の3903億円で、過去最高だった。当期純利益は同17.4%減の2377億円と減益だった。これは日本の税金がフルに寄与かかったのに加え、前年同期に村山工場跡地の売却益があったため。
有利子負債は2003年3月末よりも294億円増加して208億円となった。自動車事業及び販売金融を含む連結の負債は2兆9899億円となった。
通期見通しでは、10月16日に上方修正発表してから変更無しで、売上高が7兆4500億円、営業利益が8200億円、経常利益が7810億円、最終利益が4950億円となる見込み。