富士重工業は、これまでの台湾での市場戦略を見直し、現地生産車の販売を中止。今後は輸入販売とアフターサービスに特化することを決めたと発表した。地元の台湾ベスパと現地生産を行ってきた合弁会社大慶汽車工業との合弁契約を解消している。
ヤマハ発動機はインド、パキスタンの情勢が悪化していることに伴って、現地に派遣している駐在員に帰国指示を出したことを明らかにした。
日本GMは、福岡県久留米市のフィールドモーターとオペルの正規ディーラーとして正式に契約を交わしたと発表した。フィールドモーターは、福岡市にオペル博多を設立して8日から営業開始する。
三菱自動車は、取引先部品メーカーで構成する三菱自動車柏会を発展的に解消すると発表した。柏会は同社に部品を納入する部品メーカー344社で構成、新型車の開発段階から参画するなど、同社と密接な関係を構築してきた。
日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した5月の輸入車の車名別販売台数によるとトップになったのはVW(フォルクスワーゲン)の4212台で、5カ月連続の1位。2位はメルセデスベンツで3167台だった。
日野自動車は6日、2004年から北米で中型トラックの生産を開始すると発表した。2010年に3万台の販売をめざす。
三菱自動車工業は、ダイムラークライスラーと中国現地企業との合弁企業である北京ジープにおいて、『パジェロスポーツ』(日本名『チャレンジャー』)を2003年第1四半期から生産するための技術援助契約に調印したと発表した。
いすゞ自動車と三菱商事は3日、タイでの生産・販売について協力関係を強化すると発表した。共同出資して設立した販売統括会社を通じていすゞの新型ピックアップトラックの輸出・販売を拡大していく。
全国軽自動車販売協会連合会の発表によると日産自動車の5月の軽自動車販売台数は4866台と順調に伸びている。日産初の軽乗用車『MOCO』は4月に発売、5月の販売台数は前月にくらべ2割の増加となった。軽乗用車のシェアではすでに富士重工業を軽く抜いており5月は5位の4.9%に達した。
GMスポークスマン、トニー・セルボーン氏が明らかにしたところによると、GMは今後のアメリカでの大宇(デーウ)自動車の販売を考えてはいない。ただし、大宇という名前をはずした全く別のメーカーを立ち上げ、買収した大宇工場で生産した車を販売することは、可能性として残されているという。