日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した5月の輸入車の車名別販売台数によるとトップになったのはVW(フォルクスワーゲン)の4212台で、5カ月連続の1位。2位はメルセデスベンツで3167台だった。
日野自動車は6日、2004年から北米で中型トラックの生産を開始すると発表した。2010年に3万台の販売をめざす。
三菱自動車工業は、ダイムラークライスラーと中国現地企業との合弁企業である北京ジープにおいて、『パジェロスポーツ』(日本名『チャレンジャー』)を2003年第1四半期から生産するための技術援助契約に調印したと発表した。
いすゞ自動車と三菱商事は3日、タイでの生産・販売について協力関係を強化すると発表した。共同出資して設立した販売統括会社を通じていすゞの新型ピックアップトラックの輸出・販売を拡大していく。
全国軽自動車販売協会連合会の発表によると日産自動車の5月の軽自動車販売台数は4866台と順調に伸びている。日産初の軽乗用車『MOCO』は4月に発売、5月の販売台数は前月にくらべ2割の増加となった。軽乗用車のシェアではすでに富士重工業を軽く抜いており5月は5位の4.9%に達した。
GMスポークスマン、トニー・セルボーン氏が明らかにしたところによると、GMは今後のアメリカでの大宇(デーウ)自動車の販売を考えてはいない。ただし、大宇という名前をはずした全く別のメーカーを立ち上げ、買収した大宇工場で生産した車を販売することは、可能性として残されているという。
フォードは2000年、2001年モデルのミニバン、『ウィンドスター』計41万3042台をリコール。一部のボディシーラントが欠けており、ショートを起こして電子コネクターの火災につながる可能性があるため。
ホンダは、6月3、4日の2日間、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット交通教育センターで、「2002自動車教習所指導員安全運転競技会」を開催すると発表した。昨年に続いて2回目の開催となり、二輪、四輪部門でそれぞれ運転技術を競う。
ダイハツ工業は、国土交通省出身で、日本自動車輸入組合(JAIA)の常務理事だった小林栄氏を同社の東京支社の副支社長に就任する人事を発表した。これまで、自動車メーカーへの役人の天下りは経済産業省出身が中心で、国交省OBの受け入れは異例だ。
GMがすでに資本提携している相手のフィアット買収に意欲を見せている。まだフィアット側とは具体的な交渉が始まっていないが、GM社内にはトップシークレットのプロジェクトチームが作られ、買収した場合の損得が議論されているという。