三菱自動車の系列崩壊、外資流で部品メーカー競争激化

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三菱自動車は、取引先部品メーカーで構成する三菱自動車柏会を発展的に解消すると発表した。

柏会は同社に部品を納入する部品メーカー344社で構成、新型車の開発段階から参画するなど、同社と密接な関係を構築してきた。しかし、三菱自動車はダイムラークライスラーの傘下に入り、今後はグローバルでオープンな調達を行うため、協力部品メーカー会を解散することにした。7日に柏会総会で最終決議した。

解散に伴って、今後はサプライヤーミーティングの年1回の開催、小規模な個別テーマの個別ミーティング、インターネット上にホームページを開設し、広範囲にわたり迅速な情報提供を図る、としている。

柏会は30年以上の歴史を持つが、こうした部品メーカー協力会は極めて日本的な組織。ダイムラー流の世界最適調達の障害になるため、解散して系列取引を止める。今後の取り引きはコスト重視で、競争激化は必至だ。

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《レスポンス編集部》

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