スズキは20日、都内のホテルで記者会見を行い、その席上、鈴木修会長は昨年を振り返り、「非常にラッキーな年だった」を語った。というのも、スズキにとって昨年は5カ年計画の1年目だったが、その計画が予想を上回るペースで推移しているからだ。
スズキの鈴木修会長は20日、年頭の記者会見で今春闘の対応方針について「業績の格差があれだけついて、会社の横並びは終わった。スズキはとても大手についていけない。スズキは下位メーカーとして歩んでいく」と述べた。
ヤマト運輸が日本郵政公社を相手取り、独占禁止法に基づく、不公正取引行為の差止めを求めた裁判の判決があり、ヤマト側が全面敗訴した。同社は「これまでの主張を変えることはない」としている。
スズキの鈴木修会長は、道路特定財源の見直しで、今後軽自動車の優遇税制の廃止に波及するとの見方について「軽の税制が国際的に見て妥当だということ」と訴えた。
スズキの鈴木修会長は、年頭の記者会見で、軽自動車市場のシェア争いで、ダイハツが肉薄していることについて「競争で切磋琢磨することはいいことで、新型車を出しながらスズキはスズキでやっていく」と述べ、余裕の構えを見せた。
スズキは20日、米国市場へのテコ入れを強化し、2007年には05年比で2倍強の20万台を目指す計画を明らかにした。
スズキの鈴木修会長と津田紘社長は20日東京で記者会見し、2006年の生産・販売計画を発表した。4輪車の世界生産は欧州やインドなど海外での大幅増産を進め、前年比10%増の233万9000台を計画している。
スズキの鈴木修会長は20日東京で記者会見し、軽自動車需要について過去最高だった昨年の192万台レベルが「限界」と述べ、2006年は「192万から193万台と横ばいで推移する」との通しを示した。
中古車オークションを運営するユーエスエスは、USS九州ゴールド会場を新設するとともに、会場名をUSS九州会場に改称して28日にグランドオープンすると発表した。
スズキは、2006年の四輪車の販売計画を発表した。全世界の販売計画は前年比10%増の222万台と過去最高を更新する見通し。